LinuxでWebDAVを使いクラウドストレージを使用する

専用アプリケーションが無くてもWebDAVという機能を使えばローカルにマウントできるようになります。今回のケースはMX Linux (Debian 9ベース)で、ユーザー名が「testuser」という名前の一般ユーザーが自分のディレクトリにマウントできるようにします。「testuser」は各自のユーザー名で置き換えてください。

使うオンラインストレージはTeraCloudです。

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準備

TeraCloudへのユーザー登録

https://teracloud.jp/ja/へアクセスすると下図の様な画面になるので、「アカウント作成(無料10GB)」をクリックしてください。


下図の様になりますので、新規登録情報を全て記入し、利用規約に同意するのチェックをして「次へ」をクリックします。


下記画面になり、登録したメールアドレスに認証コードが送付されます。
送付されたメールの認証コードをコピーして貼り付けたら、「次へ」をクリックします。


TeraCLOUDアカウント登録完了の画面に切り替わります。
ここで、ファイルブラウザーをクリックし、IDとパスワードでログインしてください。



下図で赤枠で囲ったURL、https://xxxx.teracloud.jp/dav/があなたがアクセスできるWebDAVサーバーのURLです。
xxxxは登録ごとに異なるのでご自分のところで表示された名前に置き換えてください。


Linux上の設定

davfs2のインストール

$ sudo apt install davfs2

ダイアログが表れるので、「root以外でマウントする」にチェックを入れる

マウントするディレクトリを作成します。

ユーザーホームの下にTeraCloudというディレクトリを作成しました。

$ mkdir /home/testuser/TeraCloud

以上で準備が完了しました。

クラウドの利用

マウント

まず、マウントできるかどうか確認します。

sudo mount -t davfs https://xxxx.teracloud.jp/dav/ /home/testuser/TeraCloud/

パスワードを手入力せずにマウントできるようにする

testuserをdevfs2というグループに登録します。

$ sudo usermod -aG davfs2 testuser

davfs2というユーザーが存在しない場合は下記を実行します。

$ gpasswd network -a testuser

認証アカウント情報定義

/home/testuser/.davfs2/secretsに認証アカウント情報を定義してておきます。ただしマウント時に毎回ユーザ認証するならこの定義は不要です。ここで、TeraCloudに登録したパスワードを012345だと仮定します。

% ls ~/.davfs2 || mkdir ~/.davfs2
% vi ~/.davfs2/secrets
https://xxxx.teracloud.jp/dav/ testuser 012345

% chmod 600 ~/.davfs2/secrets

起動時に設定が読み込まれるようにする

/etc/fstabにマウント情報定義します。fstabには次の順番で書きます。
davfs user,noauto 0 0

よって、fstabには下記のように追加します。testuser,xxxx,uidは適宜変更してください。

% sudo vi /etc/fstab
https://xxxxx.teracloud.jp/dav/ /home/testuser/TeraCloud/ davfs user,noauto,uid=1000,file_mode=0664,dir_mode=2775 0 0
(uid=1000 : 自分のuidを/etc/passwdから取ってくる。今回の場合はuid=1000だと仮定しました)

/sbin/mount.davfs user must be member of group networkというエラーが出たら再起動します。

また、うまくいかない場合、設定を有効化するためにいったんログアウトして再度ログインしてみてください。

成功すると、ファイルマネージャーThunarでは下記のように左側のショートカット一覧に表示されます。表示をクリックでマウント、右クリックして「マウント解除」を選択すれば切断できます。



また、BOXやHubiCも同様の手順でマウントできます。

以上です。

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