MK Linux17のインストール手順

2017年末に新たにリリースされたMK Linux17をインストールしてみました。

 ベースはDebian Linuxのstableバージョン、Debian 9 (Stretch)です。軽量なlive CD distributionのAntiX LinuxとMEPIS Linuxの共同チームで作られています。軽量ではなく、ミドルレベルのPCを想定しているということですが、手持ちの Mobile Core 2 Duo 1.6Ghz、メモリ2GbyteというレベルのPCでも軽快に動いています。デスクトップ環境はXFCEのみになります。

 インストール後の使用感は非常によく、本家のDebian 9より若干動きが軽い気がします。また、何かを使って厳密に速度テストをしたわけではないですが、gnome-sysytem-monitorでメモリ使用率を見る限り、Linux Mint18.3 XFCE版よりメモリの使用率が、若干ではありますが少なくなっています。その辺は軽量ディストリビューションを出してきたチームの成果なのかなと思います。使用感が良かった勢いで、今はメインのノートブックPCにインストールしてしまいました。

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起動用USBの作成

インストールメディアはこちらからダウンロードしてください。
https://mxlinux.org/download-links#Mirrors

起動用USBの作成はこちらを参照してください(windowsで作成する手順です)。

OSのインストール

起動用USBをPCに差し込んで起動してください。事前にPCの起動がUSBからされるようにBIOS等のセッティングを変えておきましょう。下記のようなデスクトップが現れます。左上にある「Install」というアイコンをダブルクリックしてください。

インストールが開始されると、下記の様な画面がでてきます。「Next」ボタンをクリックしてください。

1a.Choose disk for installationで、インストールしたいディスクが選択されているか確認してください。
1b.Rearrange disk partitions(optional)でディスクパーティションを設定しますので、「Run partition tool…」をクリックしてください。自動でディスクパーティションを設定する場合はこちらを飛ばし、1cに進みます。

では、手動でパーティションを切りましょう。上図で「Run partition tool…」をクリックすると下図のようなディスクパーティションの画面になります。

前に何か他のOSをインストールしていた場合など、パーティションが切られた状態になっているかと思います。対象のパーティションを右クリックし、「Delete」をクリックして、左端のPartition欄が「unallocated」となるようにしておきます。また、Windowsとのデュアルブートをするなど消したくない場合は選択しないようにしておきます。

今回は64Gbyteのハードディスクに、システム用の「/(ルート)」、「swap」、ユーザー領域の「/home」の3つのパーティションを用意することとします。

新たにパーティションを切る場合は、「unallocated」となっている対象ディスク部分を選んで右クリックし、「New」を選びます。

次に、「New size(MiB)」の箇所に割り当てたいサイズをメビバイトサイズで入力してください。下図では、「/(ルート)」用に18000MiB、つまり18Gbyte相当を割り当てています。ラベルに「/」や「root」など、あとでわかるような名前をつけておいてください。File systemは「xfs」にしています。また、MiB、GiBの詳しいことはこちらのサイトが分かりやすかったのでリンクをしておきます→https://academy.gmocloud.com/keywords/20170510/4314

次にSwap領域を確保します。「New size(MiB)」に4000(MiB)、File systemを「linux-swap」を割り当てます。また、ラベルはswapなどわかりやすい名前にしておきます。

最後に残り全ての容量を割あて、File systemを「xfs」にし、ラベルを「home」にしました。

正しく終われば下図のようになります。

問題がなければ、「Edit」メニューから「Apply All Operations」を選ぶか、Ctrl+Returnを押してください。

下図の様にパーティションを作成してよいかどうかの確認画面が出ますので、良い場合は「Apply」をクリックしてください。

パーティションがそれぞれフォーマットされますのでしばらく待ちます。

パーティション作成が完了すると下図の画面になりますので、「Close」をクリックしてください。

パーティションを切る前の画面に戻ってきます。
次に1c.Select type of installationで、「Custom install on existing partitions」を選択し「Next」をクリックしてください。

2a.Choose partitionsで、先ほどパーティションを切った「/」「swap」「/home」を選びます。

次に2.Preferencesの設定ですが、前にLinuxをインストールしていて「/home」パーティションにかかれている情報を残したい場合(OSのアップデートなど)、「Preserve data in /home (if upgrading)」をチェックしてください。ファイルシステムをext4などにした場合、2番めの「Check for badblocks(takes longer)」をチェックしておいてください。今回はxfsにしたのでグレーアウトされています。「/(root)」「/home」のラベルを変更したいときは3番目、4番目をチェックした後、名前を変更してください。全てが終わったら、「Next」をクリックしてください。

Smartmon tool outputでは、そのまま「Yes」をクリックしてください。

「/(root)」に割り当てた箇所のデータを消してもいいか聞かれますので、「Yes」をクリックしてください。

「/home」に割り当てた箇所のデータを消してもいいか聞かれますので、「Yes」をクリックしてください。

最後にブートローダーをインストールします。BIOSの場合はMBRを、UEFIの場合はespをチェックしてください。今回使用したPCは古いBIOSブートなのでMBRをチェックしています。終わったら「Next」をクリックしてください。

ブートローダーをインストールしていいか聞かれますので、「Yes」をクリックしてください。

インストール中は下記の画面になります。

PCの名前とドメインネームを入力しましょう。ドメインはそのままでも、無くても構いません。また、Windowsネットワークのファイルの共有を使いたい場合、チェックを入れてワークグループの名前を入れてください。終わったら「Next」をクリックしてください。

6a.location Defaultでは、Kyelayoutを「jp106」、Localeを「ja_JP.UTF-8」を選択します。
6b.Configure Clockで表示形式を選びます。
6c.Timezone Settingを「Asia/Tokyo」を選びます。
6d.Service Settings(advanced)をクリックすると、起動時に動かすサービスを選択できるようになります。

使わないopenVPNやbluetoothはチェック外しました。わからない場合は何もチェックを外さないでください。

最後に、ユーザーネームとパスワード、及びルートのパスワードを入力します。入力が終わったら「Next」をクリックしてください。ここからインストールが始まります。

OSのインストールが終了すると下図の様な画面になります。Finishボタンをクリックしましょう。

再起動するかどうか聞かれますので、「Yes」をクリックして終了です。

再起動してログイン画面が出たらインストール成功です。お疲れ様でした。

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