Windows環境からLinux環境への移行

2017年12月25日

 WindowsからLinuxへ作業環境を移行しました。メインで使っているノートPCにLinux Mint18.3を入れ、Virtual Boxを使ってWindows10を動かし、デスクトップPCにMX Linux17を、サブノートPCにArch Linuxを入れて環境を整え、快適になりました。

以下、その経緯を書きます。暇なら読んでやってください。

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所有しているPC

所有しているPCは、

用途 CPU メモリ 元のOS 新OS
メインのノートPC Intel Core i3 64bit(2.1Ghz) 4G 64bitのwindows10 Linux Mint18.3
デスクトップPC Intel Core2Duo 64bit(1.6Ghz) 2G 32bitのWindows Vista MX Linux
サブノートPC AMD Sempron 64bit(2.1Ghz) 1G 32bitのWindows Vista Arch linux

 

です。

Windowsが遅いやらマシンパワーを食いまくるやら

 メインのノートPCのWindows10では、ソフトを何も起動していない状態でメモリ使用率が50%を超え、ブラウザ起動時には使用率が100%になっていました。このまま使い続けるのはPCのハード的にもよくないし、ファンがうるさく回りっぱなしですし、Windowsアップデートなどで遅くなるなど、ストレスになります。

 デスクトップPCもCPUにCore2Duoのモバイル版を使っているため、若干ストレスがたまります。Youtube動画で全画面表示にしようものならスムーズには動きません。

 一番の問題がサブノートPCです。親が誰かからかもらってきてくれたのですが、Vistaのクリーンインストールをしても遅くて使用に耐えられませんでした。よくこんなPC売ってたなと思いましたよ。

 更に、Windows Vistaのサポートがなくなって久しいですが、2台のVistaを載せたPCがウイルス等の脅威に晒されている状態になっていました。

Linuxへ移行を決意

 フリーのアンチウイルスソフトを入れ、Windows Vistaのサポートがあるウェブブラウザ(Sleipnir)を入れていましたが、正直ウイルス感染は怖い。OSを買い換えるほど必要なPCではありませんし、でも動かないのはもったいない。

 という事で当初はデスクトップPCとサブノートPCをLinux化する予定でいました。しかし、使い勝手が良すぎたので、メインのノートPCもLinux化してしまいました。

 まあ、15年以上前になるでしょうか、大学院在籍中にLinuxやらHP OSやらIRIXやらと、色々と管理していたもので、導入は少し勉強したら感覚が戻ってきて問題ありませんでした。インストールが非常に簡単になっていますね。

 Windowsほどでは無いですが、色々なソフトが存在して大抵のことはできます。Linux上でWindowsのソフトを動かす事もできます。全てではないですが、Wineというソフトを導入することで、色々なソフトが動かせます。もちろん、ちょっと古いものでいいのなら、Microsoft Office10もOffice2013も導入できます。

また、Virtual Boxを導入して、Linux Mint上の仮想環境でWindows10を動かしていますが、一応入れているだけでほとんど使わない状態ですね。Windows上でしか動かないソフトとかがあるので、それを動かすとき以外はいりません。

Linux導入

 Linuxとはコアのカーネルを指しています。Debian/UBUNTU系、Arch系、Redhat系など色々と種類がありますが、こちらをディストリビューション(ティストロ)といいます。他にもSUSEやRedhatと言った有料版など他にもいろいろとあります。

 ここで、目的はサーバー構築ではなく、普段使うクライアントとしてのLinux導入なので、サーバー系に多いと言われているRedhat系は除外しました。Linuxの事をもうちょっと知りたいと思い、Gentoo Linuxを試そうと思いましたが、システム全体をソースコードからビルドするという、鬼のようなディストロなのでやめておきました。さすがに面倒だと感じましたし、マシンパワーがないと全部コンパイルなんて無理です。

 色々と調査した結果、簡単にインストールできるDebian/Ubuntu系と、ちょっとだけ手間がかかるArch系が自分には合ってると思いました。

 さらに、Distrowatch.comでの順位を参考にし、メインのノートPCはLinux Mint、デスクトップPCにArch Linux、サブノートPCにBunsenLabs Linux(Debian系)を入れてみました。デスクトップPCには、最初、Manjaro Linux(Arch系)とAntergos Linux(Arch系)を、サブノートPCには最初Debian9を入れたので、その導入方法も書く予定です。

 なぜ同じディストロにしなかったかというのは、学びがないなと思ったからです。私の持っていた知識は、だいぶ昔のものしか残っていなかったのでちょっとは学ばないといけないなとおもいまして。まあ、思いつきですけど。あと、動作が軽いものがいくつかあったので試してみたかったからというのもあります。

 インストールを試したOSは以下の通りで、それぞれインストール手順を書く予定です。■が付いているディストリビューションは現在使用中のものです。また、ソフトウェアやトラブル関連の記事も書いていきたいと思っています(下記一覧でリンクがないのはまだ記事を書き上げていないからです)。

  • Arch linux系
     ■Arch linux
     ・Antergos linux
     ・Manjaro linux
  • Ubuntu系
     ■Linux Mint18.3
  • Debian系
     ・Debian9
     ・BunsenLabs Linux
     ■MX Linux17
  • WindowsとLinuxソフトの対応表
  • Virtualboxの導入
  • Linuxトラブル関連

 Antergos LinuxやManjaro LinuxはArch Linuxをベースに作られています。Antergos LinuxはインストーラーがGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)になっただけで、中身はArch Linuxだそうです。Manjaro LinuxはGUIのインストーラーはもちろん、数多くのソフトを初回インストール時に導入したり、デスクトップ環境を整えていてくれたりします。初めてのArch Linux系であれば、Manjaro Linuxがお薦めです。

 また、Debianを元にUbuntuやBunsenLabs Linuxが作られています。さらに、Ubuntuを元にLinux Mintが作られています。今回導入したLinux Mintは様々なディストリビューションのなかでもいちばん導入されていそう(Distrowatch.com参照)ですし、いろんな人がレビューを書いていてくれますので、トラブル等があっても情報が多くて助かります。

結論

 インストールの結果、メインのWindows10を入れていたノートPCでは、ソフトを起動していない時にメモリ使用率が50%はありました。しかし、Linuxでは30%台前半になりました。ファンの音も小さくなって快適です。

 Windowsと比べて相対的に軽いLinuxを入れることで古いPCも息を吹き返しました。デスクトップPCとサブノートPCはWindows Vistaの32bit環境でしたが、CPUはどれも64bit対応でしたので、64bitのLinuxを入れて快適にすることができました。

 様々なLinuxのディストリビューションやソフトがあり、私がWindowsのソフトを使ってやっていた事の大半がLinuxでできるんだなと感じています。

 ただ、Linuxだからセキュリティ的に安心というわけではありません。そう考えている人もいるんですけど、Linuxを狙ったマルウェアやウイルスもありますし、セキュリティソフトウェアも販売されています。運用は気をつけたいですね。

 後、Windows10では、ストアからUbuntu LinuxやSUSE Linuxなどもインストールできます。つまり、WindowsもLinux環境を取り入れていく予定なのかなと思いますので、勉強がてら導入したいという方は試してみるのも良いかもしれません。今後のWindowsは、例えば、MacがFreeBSDというソフトをOSの基礎部分にしたように、Linuxを取り入れて行くのでしょうかねぇ。

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