仮説思考で仮説・検証をして解決策を導き出そう

2017年6月3日

Question
geralt / Pixabay

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仮説思考

仮説思考とは、「手元にある限られた情報もとに仮説を立て、解決策を考えて実行し、検証する考え方」の事を言います。つまり、今手元にある情報で考えられうるベストな解を出すということです(先に結論を出しておく事)。ただし、たった一度仮説から検証を行っただけではよくありません。仮説は検証という行程を経てさらによい仮説に変化していくものです。仮説は次にとるべき行動を決めるためのものであり、検証によって精査されます。

 更に言うなら、仮説自体の良し悪しもあります。ただ漫然と、「ちょっとプロジェクトチームの雰囲気が悪いなあ」という感想ではなく、「プロジェクトチームなのに縦割り業務になり、チーム全体でコミュニケーションが取れていない」という具体的にイメージがわく程度まで落とし込んでおく必要があります。具体的なイメージや行動が思い浮かぶ程、仮説としては良いものだといえます。

 仮説思考の手順は、「(1)問題発見の仮説を立てる、(2)解決策を実行する、(3)結果を検証する」のプロセスを繰り返し行うことです。下図のように、仮説を立てた場合と立てていない場合とでは、問題解決の道のりが大きく違うことがわかります。仮説を立てないと問題解決のための調査など、非常に広範囲に渡って調べないといけなくなるので、試行錯誤が多くなってしまいます。ただ、仮説思考にはデメリットもあります。仮説がとんでもない方向に行ってしまうことを排除できないことです。ただ、間違ったとわかったらすぐに破棄して次の仮説を考えればよいだけです。

仮説思考の例として、例えばとある商品の売れ行きが伸び悩んでいる場合、仮説としてマーケティングのフレームワークである4P、

  • 製品(Product)
  • 価格(Price)
  • 流通(Place)
  • 販促(Promotion)

を念頭におき、製品がダメなのか、価格がダメなのか、流通経路がダメなのか、プロモーションがダメなのかを検討してみます。
そこで、製品自体や価格は問題がなく、商品も店頭に並んでいるという事が分かったとしたら、問題はプロモーションなので販促計画を見直すという解決策が出てくると思います。

ではネットビジネス、例えばサイトアフィリエイトで言えば、自分の商品を売るわけではないので、プロダクトアウトの4Pではなくマーケティングの4C

  • 顧客価値(Customer Value)
  • 顧客にとっての経費(Cost)
  • 顧客利便性(Convenience)
  • 顧客とのコミュニケーション(Communication)

を基準にしていくと、例えば今回アフィリエイトで紹介する商品は、ターゲットとなる顧客にとって価値があり、価格も競合商品と比べても遜色なく、ネットで簡単に買えるとなれば、顧客がどうすればアクセスしてくれるだろうという導線の部分をしっかりやるだけで売れていくのではないかという解が得られます。逆に、人が集まっている(サイトにアクセスは来ている)が、売れていないのならば、顧客価値のアピール不足か商品購入手順が難しいなどという問題点が明らかになります。

ネットビジネスだけでなく、普通のビジネスにおいても仮説思考は役に立ちます。なぜうまくいかなかったのかを検証するだけでなく、なぜこの手法でうまく行ったのかを考えることもできるので、ぜひ考えてみてください。

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